3.実験内容と結果

(1)1回目…pHを変化

 まず、提示されたように、たんぱく質の濃度を一定にし、緩衝液のpHを変化させ
6.0、5.6、5.1、4.7にして実験を行なった。
(以下、pH6.0、5.6、5.1、4.7をそれぞれC−1、C−2、C−3、C−4とする。) 

結果
<C−1>   ×40        ×200
 
微結晶で細長いものが多い。四角いも のも少しあるが、他と比べてC−1が一
番よいできである。
     
<C−2>   ×40        ×200  

微結晶で、細長いもの四角いものがまんべんなく散らばっている。C−1に比べ
結晶が小さい。                                    

<C−3>   ×40        ×200  

とても細かい微結晶で、泡のようになっている。白っぽくなっていて、あまり結晶の
ように見えない。     

<C−4>   ×40        ×200  

微結晶がくっつき合って、泡のように なっている。

上記の結果より、pHは6.0がよいと判断する。

実験TOPページへ  次のページへ